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1日3分の積み重ねが、数年の差に!

ご自身で出来るセルフメンテナンス方法


末永くご愛用していくために、ここでは普段ご自身で出来る日常のお手入れ方法をご説明いたします。 難しく考えてしまいがちなメンテナンスですが、慣れてくると2~3分程でできます。気軽なお手入れですが、シザーの持ちが数年変わってきますので、ぜひ継続してみてください。

STEP1
クリーニング

メンテナンスのはじめの一歩は、簡単なお掃除。付着した残り毛や水、パーマ液をきれいに取り除きましょう。

セルフメンテナンス step1-1

ティッシュやセーム革を使って付着した残り毛や水分、パーマ液をふき取ります。

セルフメンテナンス step1-2

こびりついてふき取れないときは、熱いお湯で洗い流します。ネジ下に溜まった残り毛は刃を開いた状態できれいに洗い流します。(お湯を使うのは汚れを落ちやすくするのと、蒸発することでシザーに水分を残しにくくするためです。)

セルフメンテナンス step1-3

水分を丁寧に拭き取り、Step2のオイルの補給に入ります。


STEP2
オイルの補給

精密構造の理美容シザーズには防錆、潤滑、耐摩耗に優れる専用オイルをお使いください。人に触れることもあるハサミには人体に無害で無臭な安全性の高いOKAWAのプロシザーズオイルをお勧めします。

セルフメンテナンス step2-1

ハサミの刃を開いた状態で触点・ネジ下にオイルを1~2滴注します。注し過ぎは毛クズが溜まる原因になりますので注意してください。

セルフメンテナンス step2-2

ネジ部には1滴、刃の裏側にある裏スキ部分に数滴注します。ハサミをひっくり返してもう片方の刃の同じ部分にも同様にオイルを注してください。

セルフメンテナンス step2-3

最後に全体にオイルが行き渡るように、きれいなティッシュや布でまんべんなく塗っていきます。余分なオイルがあれば拭き取ります。

メンテナンスオイル

理美容シザーズ専用オイルです。サビを防ぎ、開閉をスムーズにさせ、永切れに効果があります。

プロシザーズオイル
¥1,500 (税込¥1,650) 内容量:20ml
オイル1本/セーム皮1枚/
セルフメンテナンス説明書付

ご購入はこちら

STEP3
刃を拭く

カットをすると刃の先端部分には返り刃が出ます。ハサミをいつも切味の良い状態に保つためには、この返り刃をこまめに拭き取ることが大切です。

セルフメンテナンス step3-1

きれいなセーム革を用意します。汚れたセーム革を使うとハサミに細かなキズをつける恐れがあるので必ずきれいなものをお使いください。

セルフメンテナンス step3-2

指を切らないようセーム革を2、3枚に重ね折り、親指と人差し指で刃の先端をつまみ、セーム革を持っている手を台の上にしっかりと固定します。

セルフメンテナンス step3-3

ハサミをゆっくりと引いていき、刃元から刃先に向かって刃を拭きます。このとき、セーム革でつまんでいる親指を刃の方に軽く押し当てるようにして滑らせるのがポイントです。(指を切らないよう十分注意しながらゆっくり行ってください)数回繰り返したら、もう片方の刃も同じように繰り返します。


STEP4
ネジの調整
セルフメンテナンス step4-1

ネジは必ず付属の専用ドライバーで締めてください。

セルフメンテナンス step4-2

刃先を上にした状態で持ち、刃を開いて離します。刃先1cmから2cmくらいのところで止まるようにネジの締め具合を調整してください。

セルフメンテナンス step4-3

刃が全て閉じてしまうのはネジが緩すぎ、逆に動かないのは締めすぎですので注意してください。 ※セニングシザーも同様の締め具合に調整してください。


〈セニングの場合〉

*セニングはクシ刃と棒刃があります。棒刃はカットシザー同様に行ってください。

セルフメンテナンス step4-1

クシ刃はクシの先端部分を親指と人差でつまみ、クシ目に沿って引っ張るようにして拭きとります。(刃元のクシ刃から始めて…順番に先端まで。)

セルフメンテナンス step4-2

残り毛がクシとクシの間に入ってしまい除去しずらい場合は、歯ブラシを使って、熱いお湯で洗い流しながら取り除くと簡単です。

セルフメンテナンス step4-3

残った水分はよくティッシュや布で拭き取り、最後にオイルを注します。

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